特許庁、知財アクセラレーションプログラム(IPAS)の支援先企業のスタートアップイベントに参加しました
8月28日に、特許庁の「知財アクセラレーションプログラム(IPAS:IP Acceleration program for Startups)」の2019年度の第1期支援先企業に選定いただき、支援先企業の記者発表会を兼ねたイベントで、当社代表戸須が登壇し、IPASでの支援を受ける意気込みを語りました。
イベントでは、前回の支援先企業のピッチと、今回の支援先企業のピッチがありました。
前回支援先企業の株式会社カウリス(Caulis Inc.)、DeepFlow株式会社(DeepFlow, Inc.)、株式会社aceRNA Technologiesが登壇され、IPAS支援を受けた結果、経営がどのように変化したかなどが話されました。また、今回支援先企業の事業内容やIPASへの意気込みが語られました。異業種であるIT、IoT、AIの先端技術を持つ企業のピッチは非常に興味深く、事業戦略の一端も理解でき、同業種であるバイオの先端技術やアイディアを持つ企業のピッチは参考になるものばかりでした。
当社としては、IPASの支援に感謝し、支援を通して、知財戦略をブラッシュアップし、さらなる飛躍をしていきたいと思います。
イベントの様子
※提供:ASCII.jp
【ご参考】IPAS2018支援企業(うち、今回登壇のバイオ関連企業様)
・株式会社カウリス(Caulis Inc.)
事業内容/ 不正アクセス検知サービスの開発・提供(ICTサービスを支えるセキュリティインフラ構築)
・DeepFlow株式会社 / DeepFlow, Inc.
コンピュータソフトウェアの企画・開発等(超大規模流体構造連成解析システム「elkurage」が製造業に関わる全ての設計工程を革命
・株式会社aceRNA Technologies
miRNAの新規機能の発見を通じて再生医療と新薬創出に貢献
http://acernatec.com/about-us/
【ご参考】IPAS2019第一期支援先企業様一覧
■バイオ
・株式会社セツロテック
受精卵エレクトロポレーション法を用いた遺伝子改変(ゲノム編集)マウスを簡便克高効率に作成できる手法を開発
・株式会社メタジェン
個々人によって異なる腸内環境を適切に分類し、腸内環境のタイプに合わせたアプローチを行ない、健康維持・疾患予防を目指す層別化ヘルスケアサービスの開発
・メディギア・インターナショナル株式会社
医師の手技レベルに左右されず医療の均質化を容易に実現する「腫瘍標的型低侵襲療法」を開発
■AI
・株式会社エイシング
超軽量動作・高速データ処理・リアルタイム学習・スタンドアローンという特徴を備えた機械組み込み型AIアルゴリズムの開発
・株式会社エー・スター・クォンタム
量子コンピューターのプラットフォーム、共通ライブラリの開発
■ものづくり
・スペースリンク株式会社
大容量・急速充電・安全性・長寿命・低コストという特徴を兼ね備えた「グリーンキャパシタ」の開発
・パイクリスタル株式会社
東京大学で開発された有機半導体単結晶技術を応用し、柔らかく、薄く、軽く、安価なデバイスの作成
・株式会社Photo electron Soul
半導体フォトカソード技術を利用した電子ビーム生成装置の開発
・LeapMind株式会社
小型、省エネ設計の「組込み型Deep Learning」ソフトウェア・ハードウェアの開発