リーダーシップメンバー

ブレイゾン リーダーたちの想い

  • フィリップ デービー:代表取締役社長 兼 CEO
    グローバル事業開発担当 兼 President & CEO of Braizon Therapeutics US, Inc
  • 千葉 雅人(博士(薬学)):開発推進部部長
  • 大津 昌弘(博士(健康科学)):研究開発部部長

フィリップ デービー(博士(理学))
代表取締役社長 兼 CEO
グローバル事業開発担当 兼 President & CEO of Braizon Therapeutics US, Inc

コラボレーションの成功に対する強い情熱

ブレイゾンは、中枢神経系(CNS)疾患のための新しい治療手段を見出すために、外部パートナーとの共同と発展性のある関係構築とともに、画期的薬物送達技術を提供します。

すでに、日本と米国において事業を進めながら、新しいCNS治療の研究開発をグローバルに加速していくために、チームブレイゾンは外部パートナーとの提携関係を拡大しています。私自身は、加齢のバイオロジーや高齢者の健康寿命を延長したり維持するための介入に興味があったので、ブレイゾンは私にとって非常に魅力的でした。

細胞や低分子化合物のトランスレーショナル治療に着目したバイオエンジニアリングにおける私の研究キャリアによって、私は、脳のための新しい治療の選択肢の開発スピードが遅いことを懸念と考えています。ブレイゾンの薬物送達システムは、多くの治療モダリティ(治療様式)をCNSに到達させるのに十分な多様性があります。

私達チームブレイゾンは、継続的な画期性、薬剤開発の経験という財産、ならびに、新しい、よりよい治療手段が必要な人々を助けるという情熱を原動力にして、技術に裏打ちされた強さと自信をもっています。

千葉 雅人(博士(薬学))開発推進部部長

医薬品を患者様に届けるために

30年にわたり国内外の製薬会社(米国メルク医薬品研究所、万有製薬、大鵬薬品工業)の薬物動態研究所で、中枢神経系疾患や脳腫瘍治療薬の探索と開発に携わってきました。

ブレイゾンの持つ、薬剤を能動的に脳内に送達する血液脳関門突破技術の革新性に魅了され、その社会実装化に向けた熱い想いを胸に、薬物動態研究所長を離職して、チームブレイゾンに参画しました。

本来であれば脳内に到達できない薬剤に本技術を適用することで、脳内標的に対して明確な薬効を示すようになるデータが日々蓄積されています。

薬剤を内包した高分子ミセルにリガンドを装着し、血液脳関門を突破させて標的に送達する我々の革新的な技術を、一日も早く、脳疾患の患者さんに届けられるために、臨床試験の開始にむけて全力で取り組んでいます!

大津 昌弘(博士(健康科学))取締役研究開発部長

多様化するモダリティとニーズに対応する技術力

弊社の基盤技術であるBrain Access®は、血液脳関門を超えて中枢神経系に医薬品を送達するアクティブターゲッティング型ドラックデリバリーシステムです。社会実装に向けて最適化したナノミセルを利用することにより、モダリティの多様性にも対応可能です。

近年、生物学的知見に基づく知識はより深化し、これが疾患の治療可能性を拡げ、様々な仮説とニーズを生み出しています。チームブレイゾンが持つDDS開発の経験や培ったノウハウは着実に研究開発を牽引しており、変化に富むニーズに対して、迅速に、そして的確に対応することが出来ます。

私は、これまで、ペプチドから幹細胞までの幅広いモダリティに加えて、細胞内輸送や神経発生から病態に関する研究に従事する中で、神経変性や再生に係わる事象に興味を持ち、研究して参りました。チームメンバーが持つ専門性を含む様々なケイパビリティを最大限に活かすことが私の使命であり、このことを通じて、Brain Access®のデザインを未来に向けて拡張し続ける事を目指して参ります。

技術アドバイザー

片岡 一則(博士(工学))

公益財団法人川崎市産業振興財団副理事長・ナノ医療イノベーションセンター長。東京大学名誉教授・特任教授。
米国工学アカデミー(National Academy of Engineering)外国人会員。工学博士。

東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。

専門分野は合成化学、医用生体工学、生体材料科学。高分子ナノテクノロジーを応用したDDSやナノマシンの研究開発を行っている。

フンボルト賞、江崎玲於奈賞、グーデンベルグ賞などを受賞している。

横田 隆徳(医師 博士(医学))

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
脳神経病態学分野(神経内科)
教授。医学博士、神経内科専門医、内科認定医。

東京医科歯科大学医学部医学科卒業、東京医科歯科大学大学院修了。
専門分野は、神経内科学、核酸医薬を用いた遺伝子治療。

2009年06月 – 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 脳神経病態学分野 教授
2014年08月 – 現在 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 脳神経病態学分野 主任教授

American Academy of Neurology(AAN)2018 Distinction Awardなど多数の受賞学術賞を受賞している。

採用情報

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