生体バリアを超えて
中枢神経系疾患への挑戦
中枢神経系(Central Nervous System;CNS)の病気は、世界的にも健康な生活を脅かし、第2の主要な死因と言えます。アルツハイマー病、てんかん、片頭痛、脳腫瘍、脳溢血といった疾患から統合失調症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、ハンチントン病といった希少でアンメットメディカルニーズの高い疾患が存在しますが、いずれもより効果的な治療法が求められています。
血液脳関門
中枢神経系疾患のために新薬を作ることの大きな挑戦のひとつは、血液脳関門(Blood Brain Barrier:BBB)の突破です
BBBは脳のための保護セキュリティ・システムですが、一方で治療薬を脳へ届けることを難しくしています。 脳への薬物送達システム(Drug Delivery System:DDS)は、特に今後注目されている生物学的製剤の脳への送達のためには、重要となる技術です。
ブレイゾンの技術
ブレイゾンの使命は、中枢神経疾患の創薬におけるあらゆるバリアを乗り越え、新薬の開発を成功に導くイノベーションを起こすことです
高齢化社会にとって、特に神経変性疾患は大きな課題となってきます。しかし、神経変性疾患の新薬の開発は、世界的にも高齢化のスピードに追いついていないのが現状です。
ブレイゾンの技術は、様々な分子を脳へ届けることを可能とし、血液脳関門を突破して目的の部位に高い送達率で届けることができるのです。
ブレイゾンは、この脳への薬物送達技術を技術導出する、あるいは中枢神経疾患の新薬を共同開発するパートナーを探しております。 ぜひ、ご連絡ください。